世界を旅するということ。
生まれた国ではない場所を旅するということ。
それは生まれた国の中とどう違うのか考えていた。
単に見栄えがいいから、誰でもいい写真が撮れるだろう。
単に珍しいから、人目を引くだろう。
美しいものを撮れば美しいに決まっている。
じゃぁ、僕が撮る意味はないと思ってた。
旅をして、遠い国の写真を撮影して分かったことがある。
小説を読む感覚ととてもよく似ている。
これはインプットなんだ。
見知らぬ土地、初めての匂い、異なる宗教。
親切な人、悪意のある人、イメージと違った人、新しく出会った人。
その地の言葉を読み、地図を読み、光を読んだ。
読んだ答えはまだ出ないけど、本棚のようにここに並べて。
これらが、何になるのか、少しづつ俯瞰していきたい。
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旅先の場所別スナップ写真です。
この写真たちは随時更新してゆきます。