PhotoCafe合同展について
写真家桐島ナオが主催する写真教室「PhotoCafe」の有志生徒による企画写真展です。
1枚の写真はひとつの、答えになる。
- PhotoCafe写真教室合同展は、
単なる個人写真をみんなで同じ場所に展示するだけではありません。
参加者ひとりひとりから、展示写真の「テーマ」を提起します。
今回は13名参加なので、13個のテーマがあります。
テーマの数だけ解釈があり、テーマの数だけ写真があります。
お互いの価値観・世界観・個性を尊重し、一つの世界として展示してゆく空間。
それが、PhotoCafe合同展です。
あなたの提起するテーマにみんなはどんな答えを出すのでしょうか。
あなたはみんなの提起したテーマにどんな答えを出すのでしょうか。
もちろん、ご来場頂けるあなたの答えも楽しみにしています!
- 「13 écriture」展示までの2016年度スケジュール
2/28 MTG 合同展スタート!
3/27 MTG
4/24 MTG
5/29 MTG#4 テーマ決定
6/26 MTG#5
7/31 MTG#6 展示作品決定
8/28 MTG#7 展示作品プリント決定
9/21-25 展示会開催!
- 毎月ミーティングに参加して講評会をするA区分と、WEB上で毎月講評をするB区分があります。
どちらも真剣勝負。自分自身と向き合い、作品へ昇華してゆく半年間。
- 4月のミーティングのあとの撮影会!
- 神代植物園にて
- 6月のミーティングの様子
- 日本科学未来館にて
「13 écriture」 について
- 今回のタイトルは「13 écriture」です。
エクリチュールというのは哲学用語で、簡単に言うと「個人が持つ言葉の表現」です。
言葉の表現はさまざまなものがあり、それは個人の意識によって作られます。 ここでいう言葉というのは「口語」に近いものを言います。 たとえば、 「これはわたしのリンゴです」 という例文があります。
それを、あなたならなんと言うでしょうか?
「これ、アタシのリンゴ!」
「これはわたくしのリンゴです」
「これ、俺のリンゴ」
「これは僕のリンゴです」
「これは、吾輩のリンゴである」
などなど、言い方で個性が出ますよね。
同じものを指しても個人で個性の表現が出ます。
それは、1つの被写体(テーマ)を前にしたみなさんの作品と同じ意味になるのではないかと思いました。
ここに1つのリンゴがあります。
撮影方法は全員違うでしょう。
赤を柔らかく撮ろう!
いや、モノクロにしよう!
リンゴのドアップにしよう!
リンゴをシルエットによう!
リンゴをモデルさんに持ってもらおう!
リンゴを草原に置きにいこう!!
などなど、さまざまな解釈が生まれるでしょう。
その様子を、「13 écriture」と表現してみました。
13つの問いかけに対して13通りの答えが出ました。
ぜひあなたの14つ目の答えを教えてください。